テレビデオにエッチビデオを詰まらせた話(前編)

世の大多数の男性諸君は所謂AV、アダルトビデオ(以下、オブラートにエッチビデオと言います。)を観たことが一度や百度くらいあると思うんですけど、今日はそのエッチビデオにまつわる家庭内トラブルの話です。勿論僕はそんないかがわしいものを観たことがあるわけないので、これはあくまでも"友達"の話です。「友達」の部分は「マックの隣の席のJK」に変えてもらっても差し支えありません。ただ、便宜上以下本文では"僕"と表記させていただきます。

登場人物

  • テレビデオ(SONY製、加害者)
  • 「麗しのキャンペーンガール3 私、ナンでもいいんですぅ…‼︎」(被害者)
  • 中学生僕(被害者)
  • 親父(被害者)

テレビデオ

って知ってますか?上の画像の通りなんですけど、テレビ+ビデオデッキでテレビデオです。わかりやすくいうと竜騎士ガイアって感じです。弱いですね。こいつ単体でテレビも映るしビデオも観れる。ケーブル挿せばマリオカートだって出来ます。文明の利器。とりあえずこの画像を頭に入れておいてください。

出逢い編

日本の法律では18歳以上にならないとエッチビデオを観ることが出来ないので、僕は中学生になって友達の家で初めてエッチビデオを観ました。まぁそれはどうでもいい話なんでどうでもいいんですけど、運命の出逢いは親父の部屋。クローゼットの中にたくさんのエッチビデオがあったんですよね。何故クローゼットの中を漁ったのか。そこにあったのは大量のVHS。Video Home System。宝の山。VHSはテープなので、DVDやBDと違って巻き戻しをしないとどこで"フィニッシュ"をしたかがすぐにわかってしまう、闇属性のアイテムです。レンタル屋さんに返却するときに巻き戻しをしてなかったら店員がブチ切れるやつです。20歳の僕がバイトしてたんで本当です。ちなみに最近の若い子はVHSはもちろん、"巻き戻し"がわからないらしいです。怖いですね。

閑話休題エッチビデオの話に戻ります。親父の持ってたラインナップは今となっては覚えてませんが(むしろ今もクローゼットの中にあるのかな)、そりゃあもう中学生の僕はテンション上がりまくりですよ。初めて親父のことを尊敬しました。20本くらいあったと思うんですけど、とりあえず一通り観ることにしました。そんな中で当時好んで観ていたのが、上にもでてきた「麗しのキャンペーンガール3 私、ナンでもいいんですぅ…‼︎」という作品。あえてリンクは貼ってないのでFANZAやらなんやらで探してください。ところで、この記事を書くにあたって正式なタイトルを検索したんですけど、「ナン」がカタカナなのはナンなんでしょうね。俺はライス派ナンですけど。

んで、当時の自分の部屋にはビデオデッキどころかテレビもなかったので、親父の部屋で「麗しのキャンペーンガール3 私、ナンでもいいんですぅ…‼︎」を観てたんですよね。初めて観た時には巻き戻ししてあったので、観終わったときにはちゃんと巻き戻してました。完全犯罪ですね。

事件編

そんなエッチビデオライフも束の間、ナンということでしょう。事件が起こります。そう、タイトルの通り、テレビデオにエッチビデオが詰まってしまったんです。多分当時の人生で一番焦りました。ダイヤルQ2で高額請求がきたときに母親に「ゲームの攻略情報だよ」でごまかした時より焦りました。

リジェクトボタンを何度押してもテレビデオは「ウィーーーー……ガッ」と声を上げ、「麗しのキャンペーンガール3 私、ナンでもいいんですぅ…‼︎」を吐き出してくれません。ちなみに再生は出来ました。これがパンドラの箱ってやつですね。このままでは親父は勿論、僕自身も他の作品を観ることができない。それどころか、これが両親にバレると僕がレースクイーンが好き芸人扱いされてしまう。なんとしてもこの危機を突破しなければ。

しかし、VHSの挿入口を覗いても卑猥なタイトルラベルが見えるだけ。何度リジェクトボタンを押してもテレビデオは無情な返事をするだけ。Siriでももうちょっと気の利いたこと言ってくれるのに。悲しい気持ちです。これが今の世ならクラウドファンディングでテレビデオ再購入資金を募るところです。しかし時代はモー娘。全盛期。加護ちゃんと石川ちゃんが好きなただの中学生にはどうすることも出来ない。こんな時僕が中学生ブロガーだったら存分にブログのネタにするんですけどね。

焦りながらも、完全犯罪を目論む僕はリビングからドライバーを持ってきてテレビデオを分解することにしました。つづく。